こぼれ落ちる砂のように
今日は朝から面接があって、旧職場の手前まで行ってきた。
手応えがあるようなないような淡々とした面接だったけど、もし決まったら淡々と働こう。
帰りに近場の図書館に寄ったら、休館日だった。
小さい頃は、図書館は月曜日が休みだった気がするけど、この頃は違うんだな…ぼんやりしていた。この次からは行く前に確認しなければ。
なんだか悔しくて、面接を受けに行った格好のまま、遠い方の図書館までトコトコ歩いた。
こちらはやっていたので、のんびり本を選んで借りてきた。
これから読むのが楽しみだ。
それにしても、昔読んだ本の内容を面白いくらい忘れている自分の脳に絶望する。なんでこんなに何も残らないんだろう。
絶対に読んだことのある本を手に取ってパラパラめくってみるんだけど、読んでも読んでも「ああそうだった!」とか「この先こうなるんだよね」みたいな記憶が蘇らない。
あの時に読んだものは、いったいどこに消えてしまったんだ?どうしたら私の頭に残るんだ?
ザルどころか、私にとっての読書って、底の抜けた枠に水を注いでいるようなものなんじゃなかろうか。
細かく記憶している人の脳はどうなっているの?
小野不由美さんの「十二国記」新刊が出た時、懐かしさや続きが読める喜びやら何やらで、全巻読み直す人を沢山見たのだけど、かなりの人が内容はきちんと覚えている中で再読してた気がする。
私だったら確実に、何もかも忘れてて、読み直さないと「これなんだっけ」「お前は誰だ」ってなるからだよ…。
全体のざっくりとした流れならともかく、細かい場面やセリフまで覚えている人は、本当にどうなってるんだ。
好きで好きで何度も読み返した、のなら分かる。でもそう何度も読んでないのに二桁年ぶりで思い出せるか???
いや、もちろん構わないし、いいことなんだけれども。
コツがあるなら教えて欲しい。
話はまったく変わるのだけど、小さなスマホの画面でアプリを開いて書くのはこれが限界だなぁ。
長文ブログを書く人を本当に尊敬する。